不倫(不貞行為)

妻が職場の上司と不倫!?職場不倫の実情と旦那がするべき対応

妻が職場の上司と不倫!?職場不倫の実情と旦那がするべき対応
「妻と、妻の職場の上司とが不倫している…?」

 

配偶者の不倫は本当にショックです。明らかな証拠を目にしてしまったときは、困惑してどうしたらよいかわからなくなるものです。

しかも、職場不倫だと生活への影響なども考えてしまい、余計に不安になってしまうでしょう。

実は、職場での不倫は珍しくありません。自然と男女が関わる場所であるため、仲間意識から不倫関係につながりやすいといわれています。

そこで、今回は、妻の職場不倫が発覚した場合の対処法をお伝えします。不倫の現状、不倫関係を上手に解消させる方法、職場に伝えるリスク、慰謝料請求の方法、妻が不倫関係を強要されていたケースの対処法まで、職場不倫についてわかりやすく解説します。

1.職場不倫が多いって本当?

(1) 全体の約2割は不倫経験者!?

近頃は、ニュースで芸能人の不倫が取り上げられることが多くなりました。

一昔前なら、芸能人の不倫はニュースになっても「芸の肥やし」として許されていた側面がありますが、今は社会的にも厳しい目が向けられるようになっています。性別関係なく、不倫をする人は社会的に大きなダメージを受けることになるのです。

ところで、皆さんは実際の不倫経験者の割合をご存知でしょうか?

さまざまな場所で調査が行われていますが、インターネット上の調査では約2割が不倫経験者といわれているようです。男性では20代での不倫が多いようですが、女性の場合は40代での不倫経験者が多いそうです。

男性は、20代の間に飲み会や合コンなど、異性と知り合う機会が多いことが理由と推測できます。
女性の場合は、子どもが学校に上がり子育てがひと段落したときに心の隙が生まれるのかもしれません。また、再び働きに出る女性が増える年代であることも影響しているのかもしれません。

不倫の理由はさまざまですが、一番多い理由は「家庭内の不和」です。喧嘩ばかりなど極端な不和だけでなく、最近配偶者とまともな会話をしていない、子どもの話しかしない、性交渉もない、などが影響して不倫に走ってしまうことがあるようです。

もしくは、単なる現実逃避の可能性もあるでしょう。性欲を満たすために、一時的な刺激に走り恋愛気分に浸るというものです。

最近ではネット環境の向上も、不倫を容易にしています。皆さんがスマホをもっていて、個人的に誰かとつながりを持つことは簡単です。アプリやネットゲーム、SNSなどでも異性と知り合うことができます。

このように、さまざまな理由や環境から不倫に走ってしまう人がいます。2割が経験者ということですが、不倫が他人に言いにくい内容であることを考えると、実際はこれ以上に多い可能性も高いでしょう。

(2) 不倫が生まれやすい環境|飲み会、職場、同窓会

実は、不倫には生まれやすい環境というものがあります。

大人になると、なかなか人と親密な関係を結ぶことは難しくなってきますが、学生時代のような環境に陥ると、異性との恋愛へのハードルが下がってしまうのかもしれません。

というのも、不倫が生まれやすい環境と言われているのは以下の通りです。

  • 飲み会
  • 職場
  • 同窓会

飲み会では、アルコールの影響から人と親密になりやすい状況にあります。心理的にもハードルが下がり、仲良くなれば不倫に発展してしまう可能性も高くなるようです。

また、職場も同様です。職場の環境によっては、毎日接する中で仲間意識のようなものが生まれ、仕事をサポートする間柄から異性としての関係に発展することがあります。上司と部下という関係も、尊敬から愛着に変わっていくことがあるようです。

そして、同窓会も不倫が生まれやすい環境です。昔話をしているうちに、気分も昔に戻ってしまい、元彼や過去の憧れの人に恋愛感情を抱きやすくなります。

同窓会で不倫が多発するって本当?発覚し慰謝料請求された際の対処法

[参考記事]

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実際に不倫した方の中でも、飲み会や職場、同窓会で知り合ったという人が多いのが実情です。意外にも、身近なところから不倫関係が生まれているのがわかります。

2.配偶者が職場で不倫していたら

「配偶者が不倫していると思います。どう対処するのが正解ですか?」

配偶者の不倫を見つけてしまったら、怒りがこみ上げてきてそのまま相手に直球で訴えてしまう方がほとんどです。

しかし、これでは事態を穏便に解決することができません。

(1) 配偶者や不倫相手への上手な対応方法

配偶者の不倫が発覚したら、以下のことを実践してみてください。

  • 証拠を確保しておく
  • 冷静に話し合う
  • 不倫相手と直接対峙しない

配偶者の不倫が疑わしい場合でも、決定的な証拠がないケースがあります。このようなケースでは、相手に不倫をつきつけても、適当にかわされてしまうことがあります。
特に、不倫しているのが女性である場合は、男性よりも言い訳が上手なことも多いものです。

そのため、できるだけ逃げられない証拠を確保しておくようにしましょう。

例えば、性交渉を疑うようなメールの文章や、帰りが遅い日・外泊の日をメモした日記、2人で仲良く写っている写真などが証拠になり得ます。

証拠が集まったら、配偶者と話し合います。このとき、怒りに任せて証拠をつきつけるのではなく、冷静に証拠を見せて「説明してほしい」と話しかけてみましょう。

怒りをぶつけてしまうと、相手も冷静でいられず関係を修復できなくなる可能性があります。夫婦関係を取り戻したいなら、相手を責め過ぎずじっくり話し合い、お互いの不満を話し合うのが大切です。

また、不倫相手には、できるだけ直接連絡することは避けたほうがよいでしょう。

配偶者に対しては冷静になれても、不倫相手に対して冷静に対応できる人は少数です。夫婦で話し合い、二度と個人的に連絡しないことを約束させる方が穏便に解決できます。

どうしても許せない場合は、弁護士など第三者を通して話し合いを進めることをおすすめします。

(2) 不倫相手に会社を辞めてもらうことはできるか

職場の上司と不倫していたというケースの場合、配偶者としては「これ以上一緒の職場で働いて欲しくない」というお気持ちは理解できます。

しかし、実際上こちらから会社に伝えても、辞めさせることは難しいでしょう。

いくら不倫があったといっても、それは私生活上の問題です。性的関係を強要したなどの事情があれば別ですが、そうでなければ会社から解雇させることはできません。

もっとも、職場環境に対して何もできないわけではありません。妻が働く会社の人事部や総務部に相談して、対応してほしいとお願いすることは可能です。

部署内で不倫などがあった場合、本人に指摘した上で配置転換などの対応をしてくれるケースもあります。

ただし、この場合1点注意があります。会社に伝えると、妻が不倫の相手であることもバレてしまうことです。配偶者が会社に居にくい環境となってしまうデメリットも考慮した上で、会社に伝えるかどうかを決断してください。

今の仕事を辞めてもらう場合や、妻自身に辞める意思がある場合は、会社に事実を伝えても問題ないでしょう。

もっとも、職場内で不倫相手の行為を非難するようなことを言ってしまうと、名誉毀損やプライバシー侵害となる可能性があります。そのため、人事部のみに伝えるなど、公表しないよう慎重な対応を求めるようにしてください。

このように、不倫相手を無理やり辞めさせることはできません。もっとも、人事部などに報告することで対応してもらえるケースもあります。伝える場合は慎重に行動してください。

3.不倫が許せないときの慰謝料請求

次に、不倫相手が許せないときにできる対処法をお伝えします。

(1) 慰謝料請求をする、誓約書に応じてもらう

不倫相手が許せない場合、なんとかして社会的責任を負わせたいと思うでしょう。

相手に責任をとらせる一番効果的な方法は、慰謝料を請求することです。

不倫行為は犯罪ではありません。そのため、刑事告訴することはできませんが、民事で損害賠償を請求することはできます。夫婦関係を不倫行為で毀損した行為自体が不法行為となるためです。

不法行為によって被った精神的損害は、金銭にて賠償を行うのが日本の法律で認められています。慰謝料請求なら不倫期間や相手の年収等にもよりますが、50万〜300万円程度請求することが可能です。

口頭でも請求することは可能ですが、職場の関係悪化を防ぐためにも弁護士を通して解決を図ることをおすすめします。

また、「職場外で連絡をしてほしくない」と思っている方も多いでしょう。

この場合は、誓約書にて「業務外での連絡はしないこと」と約束してもらうことも可能です。これに反した場合には、法的手段をとることも書いておくと有効です。

このように、不倫相手に責任を取らせる方法としては、慰謝料請求、誓約書を書かせるなどの方法があります。

(2) 妻が上司に不倫を強要されていた場合の刑事告訴

妻に不倫を問いただしたら、不倫行為があったことが発覚。詳しい事情を聞いてみると、性交渉を強要されていたことが発覚したという場合があります。セクハラが発展して、断りきれなかったというケースといえるでしょう。

この場合、肉体関係の強要があれば、強制性交等罪(177条)、脅迫罪(222条)、強要罪(223条)などで刑事告訴することも可能です。

また、仮に不倫相手の配偶者から慰謝料請求されたとしても、強要があった場合は不法行為とならないため、支払う必要がなくなります。

もっとも、これは1回また数回のみの関係だったことが前提となるでしょう。最初は強要だったものの、その後自らの意思で継続的関係を結んだとしたならば、強要や強制性交等罪にはあたりませんので、刑事告訴は難しくなります。

仮にセクハラや強要が発端で、性交渉を持たざるを得なくなった場合は、証拠が重要です。しっかりと下準備をした上で刑事告訴に臨むのが良いでしょう。

このように、性交渉を持つことを強要されていた場合は刑事告訴も可能です。これ以外にも、慰謝料請求も行うことが可能ですので、一度弁護士に相談してみてください。

4.不倫慰謝料を請求するなら弁護士に相談を

妻の不倫が発覚したら、まずは冷静に証拠を集めることが必要です。いくら問い詰めたところで、「ただの職場の同僚」だと押し切られてしまう可能性があるためです。

通話アプリのメッセージやりとりなど、不倫を連想させる確たる証拠がある場合は、証拠があることを相手に示した上で話し合いをすると良いでしょう。難しいと思いますが、冷静に話し合うことが大切です。

不倫相手に慰謝料を請求する場合も慎重に進めていきましょう。配偶者が職場に居づらくなる可能性も考慮にいれなければいけません。

また、相手も既婚者という場合は、逆に慰謝料を請求される可能性もあります。不倫問題で複雑な状況にある場合は、プロである弁護士に相談してください。

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