不倫(不貞行為)

「辛い不倫を終わりにしたい」…バレる前に穏便に終わらせるために

「辛い不倫を終わりにしたい」…バレる前に穏便に終わらせるために

不倫を始めた当初は楽しいと思える関係でも、時間が過ぎていくとバレるリスクが心配になり、別れを考える始める方も多いはずです。

不倫はちょっとしたきっかけから始まることも多いものですが、バレてしまうと職場に居づらくなったり、慰謝料を請求されたり、社会的な制裁が伴うこともあります。夫婦関係を続けたい・現実的な恋愛関係を築きたいなら、できるだけ早く不倫関係から脱出した方が良いでしょう。

今回は、不倫を続ける代償抜け出すための具体的な対処法を専門家がお伝えします。現在、不倫関係に悩んでいる方は参考にしてみてください。

1.不倫から抜け出せない原因

「終わりにしたいのに終わりにできないのはなぜ?」

不倫関係を終わらせたいと考えているのにも関わらず、ズルズルと関係が続きなかなかやめられないのはなぜなのでしょうか。

具体的な理由はさまざまだと思いますが、既婚者と独身者でそれぞれ気持ちは異なるでしょう。それぞれの心理をみていきましょう。

《不倫をする独身者の心理》

  • 相手に悪いという気持ちがある
  • 自分に自信がない
  • 既婚者しか残っていないという意識がある
  • 相手に「離婚する」と言われている

 

既婚者側が「関係を続けたい」と言って優しくされた場合、なかなか関係を断ることは難しいです。長い関係だと、相手に対する気持ちや情もあるかもしれません。

また、「自分に自信がない」とあえて険しい不倫の道に進んでしまうこともあります。根本には、「自分なんてダメ、まともな人は寄ってこない」という心理があるのです。

そして、この心理状態から生まれるのは「いい人は既婚者しか残っていない」という間違った認識です。実際には、独身者のあなたには不倫以外の関係を結べるチャンスはいくらでもあります。しかし、自分に対する自信のなさから、「良い人はみんな結婚している」という考えを生み出してしまうのです。

さらに、不倫相手の言葉を信じていることもあるでしょう。「離婚する」というのは常套手段です。本当に離婚する人は滅多にいないということを理解しておくべきでしょう。

《不倫をする既婚者の心理》

  • 配偶者との関係が良くない
  • 相手に関係を続けたいといわれている
  • 刺激的な関係から抜け出せない

 

既婚者が不倫に陥ってしまう大きな原因は、「配偶者との関係が良くないこと」ではないでしょうか。「最近まともな会話をしていない…」というケースでは、愛情を求めて不倫関係から抜け出せないケースがあります。

また、独身者のケースと同様に、相手に関係の継続を求められているということもあるでしょう。しかし、ズルズルと続けていても、相手のためにはなりません。

そして、不倫関係は刺激的なものです。これまで通りの日常に戻るのが惜しいという気持ちもあるかもしれませんが、不倫関係を長く続ければ続けるほど、その後のリスクは高くなります。

2.不倫がバレるとどうなるか

とはいっても、今現在も不倫関係を続けている人が、不倫相手との関係を断ち切ることは難しいでしょう。

しかし、不倫がバレると以下のような代償を支払わなければいけません。

  • 社会的信用を失う
  • 金銭面の負担が増える
  • 心理的負荷も増える
  • 大切な人を傷つけてしまう

(1) 社会的信用を失う

社会的な信用とは、周囲の信用のことです。

不倫相手が職場の人なら、職場に居づらくなってしまうでしょう。ひどいケースでは、退職せざるをえない状況に陥るかもしれません。

「不倫くらい誰でもやっている」と考えているかもしれませんが、バレたときの世間の反応は予想以上に厳しいものとなります。

(2) 金銭面の負担が増える

また、金銭的な負担も大きくなります。

慰謝料を請求される可能性もありますし、離婚による支出もあるかもしれません。会社を辞めなければいけなくなった場合、生活基盤を失います。

(3) 心理的負荷も増える

社会的信用や金銭面の負担により、心理的負荷が増大します。

離婚すれば孤独を感じることになりますし、友達も離れていってしまうかもしれません。罪悪感に苛まれ、ストレスが大きくなります。

(4) 大切な人を傷つけてしまう

最後に、大事な人を傷つけてしまうのは避けられません。

不倫を知ったら、配偶者は当然傷つきます。心の傷を負わせることになり、関係を修復できなくなってしまう可能性もあるでしょう。

あなたが独身者の場合でも、職を失ったり、金銭的に苦労したりしているのを見ると、家族や友人が悲しみます。

 

このように、不倫の代償は想像以上に大きいものです。周囲にバレないうちに、手を引くことをおすすめします。

3.不倫を穏便に終わらせるための弁護士からのススメ

不倫関係を終わらせるなら、できる限り穏便に済ませたいでしょう。

そこで、別れを切り出す際に知っておくべきことと、別れさせてもらえない場合の対処法をお伝えいたします。

(1) 別れを切り出すときに知っておくべきこと

どんな関係でも、人との関係を終わらせるのは心理的に大きな負担となります。

うまく別れるためにも、以下のことを実践するようにしてください。

  • 「何が何でも別れる」という強い意志を持つ
  • 責任を相手に押し付けない
  • 別れた後は連絡を取らない
  • 脅されても必ず別れる

まず大切なのは、強い意志です。「別れたいけれど……」という気持ちのままでは、別れることは難しいでしょう。「明日絶対に別れる」という強い意志が必要です。

そして、この意志の裏には、「不倫はダメなことだ」という認識を持っておきましょう。不倫は社会的には許されない行為であり、慰謝料を請求される可能性のある行為です。

そして、その責任は一方にあるのではありません。不倫関係を始め、継続させた2人に責任があります。別れを切り出す際も、責任を押し付けないようにしましょう。

また、別れた後に連絡を取らないようにすることも大切です。連絡を取れば関係は長引きますので、自分の人生から相手をシャットアウトすることは必須です。

また、「会社に報告する」「死ぬ」「性的な写真をネットに公開する」など相手から脅しを受けるケースもあるかもしれません。不安になると思いますが、毅然とした態度で意思を曲げないようにしてください。

場合によっては、相手を脅迫罪や名誉毀損で訴えることも可能です。

【参考】不倫を言いふらす・バラしたら犯罪?名誉毀損罪や侮辱罪は成立するか

(2) 別れさせてもらえないときの対処法

以上のように断固とした対応をしても、相手が別れてくれないというケースもあるでしょう。

このとき、あなた自身に出来ることは基本的には同じです。具体的には以下のことを実践するようにしましょう。

  • 絶対に会わない
  • 連絡を無視する

「別れる」行為には、必ず相手の同意が必要なわけではありません。「絶対に別れない」と言われたら、自分の気持ちだけを伝えてその場を立ち去りましょう。そして、その後は絶対に会わないようにしてください。

「話し合いたい」と会う機会を設けることを要求されるかもしれません。しかし、会っても相手を期待させるだけです。別れ話を切り出した後は、二度と会わないという意志を持ってください。

また、その後の連絡も無視しましょう。相手をすれば、また会えるかも…という希望を抱かせるだけです。相手に一切の期待を持たせないことが、相手のためです。

しかし、そこまで相手を拒絶できないという方も多いでしょう。その場合は、少しずつ連絡を減らしていくのも有効です。

相手との距離を少しずつとっていくことで、相手に自由な時間を作りやすくしてあげます。これは、関係を続ける気がないことを理解してもらうのには良い方法かもしれません。

このように、別れるためには連絡を絶つのが一番です。中途半端な態度で相手に期待を抱かせないようにすることが大切です。

4.不倫がバレて不倫慰謝料を請求されたら?

不倫関係を終わらせる前に不倫がバレてしまった場合、問題は大きくなってしまいがちです。

最後に、不倫慰謝料は支払わなければいけないのか、不倫慰謝料の相場はどれくらいなのかについて見ていきましょう。

(1) 慰謝料は必ず支払わないといけないのか

不倫慰謝料を請求されたら、どんな人でも困惑します。書面で請求が届くと、「支払わなければいけないのか…」と考えてしまうのも無理はありません。

しかし、実際は慰謝料請求を受けても支払わずに済むケースもあります。

まず、慰謝料請求の方法は、実は特に決められていません。弁護士の場合は内容証明郵便で慰謝料請求を行うことが通常ですが、特に決まりはないため口頭でも行えるのです。

このため、書面での請求を受けたからといってすぐに支払わなければいけないというものではありません。支払うべきかについては、内容を確認し、支払義務があるかどうかの判断をしたあとに決めることです。

場合によっては、話し合いのみで解決できることもあります。

請求されたあとの選択肢としては、①素直に支払う②支払わないと伝える③減額交渉をする、の3つがあります。

①素直に支払う

相手方からの最初の請求は法外な金額のケースもあります。

請求に応じる場合、しっかりと内容を吟味した上で、支払うという選択肢を検討してください。

②支払わないと伝える

次に、「支払う理由がない」と伝えることも考えられます。

例えば、相手が既婚者だと知らなかったケースや、関係を強要されていたケースなどでは、支払義務はありません。

もっとも、継続的に関係を続けていた場合は、支払義務がないと主張するのは厳しいでしょう。

③減額交渉

そして、最終的に支払義務は認めるが金額面で納得できない場合、減額交渉で対応することになります。

当事者間の話し合いの場合はうまく交渉が進む可能性もありますが、相手に弁護士がついているケースでは、相手方の方が上手です。交渉が難しいと感じた場合は、早めに弁護士に相談するようにしましょう。

(2) 慰謝料請求の相場

慰謝料請求の金額を見て、驚愕される方もいらっしゃるでしょう。しかし、その額面通りに支払う必要はありません。

というのも、不倫の慰謝料の金額は絶対的なものではないからです。極端な話でいうと、当事者が納得して合意すればいくらでもOKです。

もっとも、一般的な相場がないとも言い切れません。支払者によほどの資産があるケースを除き、50万円〜300万円くらいが相場だといわれています。

慰謝料の額は、不倫期間、不倫回数、婚姻期間、別居の有無、支払者の経済的状況、離婚の有無、子供の有無などから総合的に判断されるため、一概にいくらとはいえないのが実情です。不倫期間が長く、婚姻期間も長ければその分金額は上がります。

被害者である配偶者の精神的苦痛、生活面の不便(離婚した場合など)が大きいと考えられる場合に、金額は大きくなると考えるべきでしょう。

5.不倫慰謝料請求でお悩みなら弁護士に相談を

まだ不倫がバレていないなら、大きな問題を抱えずに済むチャンスです。今すぐ関係を解消して、新しい人生に踏み出すことをお勧めします。
既婚者の方は、夫婦関係を見直す機会だと考え、今ある幸せを大事にすることを考えてみましょう。

仮に、不倫がバレてしまい不倫慰謝料を請求されたら、冷静に対応することが大切です。

自分では対処できないと思ったら、弁護士にご相談ください。

慰謝料請求を受けると誰もが困惑します。どうしたらいいかわからないという気持ちになるのが普通です。そんなときこそ、プロに任せるべきなのです。

実際に請求された額が相場なのか、支払う必要があるものなのか、減額できないのかなど、実際の状況をお聞きしながら弁護士がサポートさせていただきます。どんな小さな疑問でもお尋ねください。

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