不倫(不貞行為)

医者・看護師の不倫問題|配偶者の不倫にどう対応する?

「医師や看護師には不倫が多い」と一般的に言われています。
その理由としては、激務でストレスがかかること、業務へのプレッシャーがあること、夜勤が多いことなどが指摘されています。

もちろん、配偶者が医者や看護師であるからといって不倫を疑うのは良くありません。しかし、ご自身の配偶者に怪しい素振りがある場合は、不倫の証拠を探してみるべきです。

今回は、医者や看護師の不倫に焦点を当てて解説します。

1.看護師・医師の配偶者の不倫|チェックすべきポイント

看護師や医師である配偶者の不倫を疑っているものの、「確信がない」「証拠を掴めない」という場合、以下のポイントをチェックしてみてください。

(1) 嘘の夜勤はないか?シフト表をチェック

医師や看護師の場合、「夜勤」をすることが頻繁にあることから、これを口実に不倫をすることが可能になります。
夕方から夜に外出しても不審に思えず、不倫を見つけにくい場合もあるでしょう。

そこで確実なのは、シフト表をチェックすることです。「夜勤がある」と言って出かけた日のうち、シフト表にないものがあれば、嘘をついて誰かと会っている可能性もあります。

もちろん相手を問い詰めたところで「シフトが変わった」といわれるかもしれませんが、他の事実と組み合わせれば、十分に怪しい証拠になり得ます。

また、シフト表をチェックする際には、夜勤で必ず(あるいは頻繁に)一緒にいる医師・看護師がいないかも確認しておきましょう。職場で個人的な付き合いをしている可能性もあるからです。

シフト表をチェックするのが難しい場合は、これまでより夜勤が増えていないかを確認してください。夜にいないことが増えただけでなく、いきなり「夜勤になった」と言って家を出ることが増えたのであれば、不倫の可能性もあります。

また、職場に行くだけのはずなのに、服装に気を使っている場合なども怪しいと判断できるでしょう。

(2) スマホを見る回数・頻度

次にチェックしたいのは、スマホを見る回数や頻度です。
不倫している方は、これまで以上にスマホをチェックする傾向にあります。頻繁に相手からの連絡を気にしてしまうのです。

配偶者のLINEやメッセージアプリを確認できるのであれば、怪しいメッセージのやりとりがないか探ってみましょう。
写真や動画など(メディア欄)にも、不倫の証拠となるものが残っているかもしれません。

夫・妻の不倫メールを発見!不貞行為の証拠となる?

[参考記事]

不倫に関するメールのやり取りは証拠になる?

配偶者の行動が怪しいと感じたら、SNSをチェックしてみるのもおすすめです。
頻繁に「いいね」をしている、コメント欄等でやりとりをしている相手がいる場合は怪しいかもしれません。

職場以外での不倫の場合、マッチングアプリを使用していることも多いです。
スマホを確認できるのであれば、マッチングアプリが入っていないかも見てみましょう。

(3) 行動の変化

例えば、不倫をするようになった人は、服装やメイク、身だしなみに気をつけるようになります。

また、夜勤が増えた場合は必然的に昼のプライベート時間が増えるため、昼間に不倫をしていることもあります。
怪しいと感じたら、いつもよりも早く帰ってみたり、予想外の時間に家に帰ってみたりするのも一案でしょう。これにより、不倫相手と会っていることが発覚することもあります。

なお、配偶者を尾行する方法もありますが、これがバレるとトラブルに発展する可能性があることから、相当程度不倫の可能性が高いと判断できる場合のみの実行か、探偵に依頼することをおすすめします。

2.医師・看護師の不倫で証拠となるもの

怪しい行動が多いと感じたら、不倫の証拠を集めていきましょう。
不倫について相手に問い詰めても、証拠がなければ否定されることがほとんどです。よって、否定できない事実を先に集めておくことが必要です。

(1) 裁判でも使える不倫の証拠

「配偶者に不倫を認めさせたい」「配偶者や不倫相手に慰謝料を請求したい」と考えるなら、不倫の客観的な証拠を集めるべきです。

先にお伝えしたチェックポイントはあくまで疑いを確認するためのものであることから、慰謝料請求に使える客観的な証拠は以下のものが有効です。

  • シフト表と照らし合わせた外出の頻度、日程のメモや日記
  • 写真やビデオ(性交渉そのものやそれを推測させるもの)
  • LINE、SNSなどのメッセージのやり取り
  • ラブホテル利用のクレジットの明細
  • 車のカーナビの履歴(ホテルや浮気相手の家に行っている場合)
  • 浮気相手からの手紙、プレゼント
  • 自白を録音した音声データ、など

不倫を立証するためには、「不倫相手と性交渉をしたこと」を裏付ける証拠を集める必要があります。
性交渉そのものを撮影した写真や動画あれば決定的ですが、ラブホテルに2人で入って出てきたところを写真などにおさめれば、かなり有利な証拠となります。

しかし、これを一般の方が行うのは難しいことも多いため、まずは身近な証拠を集めていくことが大事です。
性交渉があるかどうか直接わからない証拠でも、数を集めれば不倫の証拠になり得ます。

何が証拠になる?不倫の証拠の種類と集め方

[参考記事]

不倫の証拠集め|難しい不貞行為の立証のために重要なこと

(2) 証拠が見つからない場合は探偵に依頼する

いざ証拠を集めようと思ったものの、なかなか確実な証拠が見つからないという場合もあるでしょう。
特に、離婚や慰謝料請求をするならば不貞行為を裏付ける十分な証拠が必要になってくるため、証拠集めは一般の方には難しくなってきます。

ご自身で探すのが難しいと感じたら、探偵に依頼するのも1つの方法です。

配偶者を尾行して怪しい行動がないかを探ってもらうことができるだけでなく、ラブホテルの出入りの写真など、より有利な証拠が見つかりやすくなるでしょう。

3.医師・看護師の不倫慰謝料請求で知っておくべきこと

最後に、医師や看護師に不倫慰謝料請求する場合に知っておくべきことをご説明します。

(1) 慰謝料金額の増減理由

不倫の証拠が見つかり、いざ慰謝料請求をするとなった場合に気になるのが、慰謝料の金額です。

不倫で精神的に傷ついたのですから、できるだけ多く請求したいと思うのは当然です。
また、離婚も視野に入れている場合は、離婚後の生活のためにもできるだけ多くのお金を受け取っておきたいでしょう。

不倫慰謝料の金額は、一般的には50万円〜300万円程度といわれています。
金額に幅があるのは、慰謝料に関しては当事者間の合意があればいくらでも成立しうること、個別事情を考慮すると金額に差が生まれるためです。

慰謝料の金額を判断する際は、不倫の回数・期間、婚姻期間、夫婦の関係、子どもの有無、支払う側の収入・資産状況、不倫で離婚を決断したかどうか、などが考慮されます。

[参考記事]

不貞行為の慰謝料相場の判例を解説

看護師・医師が不倫をした場合、特に注目すべきはそれぞれの収入・資産状況です。
医師の場合は一般的に高収入の方が多いことや、周囲への評判を気にされる方が多いことから、慰謝料が高額になることが予想されます。相場よりも高くなることも多いでしょう。

一方、看護師の場合は収入が安定していることから、パート・アルバイトの女性よりも慰謝料を多くとれる可能性はあります。
しかし、臨時雇用や若い看護師の場合、収入が少ないこともあります。この場合、期待するよりも少ない金額になってしまうこともあるでしょう。

(2) 不倫をやめさせるためには接触禁止条項も有効

離婚せずに夫婦関係を継続したいならば、不倫を確実にやめさせる必要があります。
そこで、不倫関係を解消させるために、示談の際に接触禁止条項を取り入れるのが有効です。

具体的には「もう会わないこと・連絡を取らないこと」「これに違反した場合には違約金を請求すること」を示談書に組み入れるようにしましょう。

医師・看護師の職場不倫の場合は、今後も職場で会うことは必然です。この場合はプライベートでの接触を禁止(業務外で個別に連絡をとることを禁止)し、これを文書にすることで不倫の抑止力とすることができるでしょう。

[参考記事]

接触禁止条項に違反するとどうなる?違約金の相場はある?

4.不倫慰謝料請求は、弁護士に相談を

医師・看護師の不倫慰謝料請求に関しては、周囲に口外されないようにするために、慰謝料請求をした段階で相手も弁護士をつけることがあります。
交渉力で負けないようにするためには、できるだけ早い段階から弁護士のサポートが必要です。

不倫の証拠を見つけたら、泉総合法律事務所の弁護士にご相談ください。

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